横浜録・ヒコさんお墓参り編

なんと…！
今日からカフェの稽古が始りました。

え？　振りですか？
…(￣- ￣ )
覚えてませんっ！　←断言！キッパリっ！！

昨日は夜中の3時から《振り起し》作業に勤しみました。
《振り起し》とは…
既に付いた振付をビデオを見て思いだす作業のことなのです。

ビデオに映っているあなたはダァレ？
^(,_,*)(*,_,)^　誰？だれ？だれぇーーーーっ！！
アンタなんか知ら～ん。
(￣_Ｊ￣)ん？

ビデオの中で踊るなつきの姿は…　他人でした。

そして、本日の稽古…
はいっ！！
もちろん、見事に撃沈…
☆<(￣□￣;)>☆.。o○

これは大変だぁ…　(￣￣￣Д￣￣￣lll)
出直したいと思います。

そんな今日この頃ですが…
ぼちぼちと横浜滞在中に撮り貯めた写真をアップしていこうかな…っと。

まずは、【ヒコさんのお墓参り編★】

東京青山にある青山霊園。
ここには歴史上でも有名な方々が数多く眠っておられます。
その中の外人墓地の一角にヒコさんこと《アメリカ彦蔵・ジョセフ ヒコ》のお墓があります。

横浜公演をすべて終え、友麻さん・安希ちゃん・さよちゃんと共に念願のお墓参り。

とぉ～っても気持ちのいい場所でした。
この日は天気も良く、墓地という場所ながらかなり癒されるヒーリングスポット。

ヒコさんのお墓は外国人の方のお墓の中にひっそりと佇んでいました。
十字架などがあしらわれた外国人のお墓の中に、ポツンと日本様式のお墓。
ジョセフ・ヒコを日本語に当てた《浄世夫彦》の文字。

日本とアメリカの狭間で揺れるヒコさんの人生を、ほんの少しですが演じてきたなつきにとって、この漢字の名前は心に沁みるものがありました。

そして…
ヒコさんのお墓に寄り添うように、奥様の鋹子/ちょうこさんの碑が建てられています。
※奥様のお名前は…
“金”偏に“長”の子と書いて“ちょうこ”と読みます

鋹子/ちょうこさんとヒコさんは歳の差22歳っ！！
40歳のヒコさんの元に鋹子さんが嫁いで来られたのは18歳の時だったそうです。

日本の国籍を持たなかったヒコさんは鋹子/ちょうこさんに《濱田》の名を継いでもらい、晩年ヒコさん自身も《濱田彦蔵》と名乗るようになったそうです。

しかし…
アメリカ籍のヒコさんと日本籍の鋹子/ちょうこさんは国籍が違うということで同じお墓には入れなかったそうです。
お二人が亡くなられて数年後、親類の方の手によって、ヒコさんのお墓の傍に鋹子/ちょうこさんの碑が建てられたということです。

これは、外人墓地の案内版。
詳しい資料などに記載されているヒコさんの国籍は、いまだアメリカ籍と書かれていました。

ヒコさんは…
いったいどんな想いを持っていたんだろう。。。
公演が終わった今も、そんな思いが過ります。

そして…！
素晴らしいエンディング★
このお墓…

ヒコさんのお墓に背合わせに立つ、《ヘンリー・ハッホーン》さんのお墓！
え…　(;￣ー￣)…えっ？

あなた、ヘンリーさん？
…………(￣- ￣ )

えぇぇぇぇぇぇぇーーーーっ！！！！！
Σヽ(ﾟДﾟ○)ﾉ

ビジュー版、ヒコさん物語のヘンリーは架空のオリジナルな登場人物です。
なのに…
ヒコさんのご近所さん？　ヘンリーさんが？
背中合わせのお友達？？？

こんな感じ？

ビジュー版ヘンリーを演じてくれた友麻さん。

不思議な縁(えにし)を感じます。
ヾ(●´▽｀●)ノ彡☆

たくさんの方々に支えて頂き、たくさんの方との出逢いがあり、無事に横浜公演を務められたこと…
ヒコさんが守ってくれてたのかな…
そんな思いがいっぱい溢れました。
そして、たくさんのお礼の言葉を伝えました。

ヒコさん。
ありがとね。
ヾ(｡･ω･)ﾉ☆ﾟ+.