5月のある晴れた日…
なつきは奈良市の尼辻西町を訪れました。
何をしに?
はい。
橘(たちばな)と 田道間守(たじまもり)さんの足跡を辿るために…
その昔。
ずっとずっと昔のお話。
第11代・垂仁天皇(すいにんてんのう)が病に伏され、田道間守は天皇をお救いするため、常世の国にあるといわれる「不老不死の実」を持ち帰る命を受けます。
あらゆる苦難を乗り越え、やっとの思いで手に入れた不老不死の実【非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)】
急ぎ天皇の許へと帰り着いた田道間守ですが、時遅く、天皇は既に崩御されていました。
悲しみに暮れる田道間守は殉死。
その後、垂仁天皇の御陵の周濠の小さく浮かぶ小島に田道間守の墓が作られたとされています。
搔い摘んだ説明だとかなり愛想ないですが…(笑)
:*:・ヽ(* ̄∀ ̄)ノ・:*:
このお話には続きがありまして。
田道間守が持ち帰ったとされる【非時香菓】とは現代でいう【橘(たちばな)】のことだそうで。
橘はミカンの原種で、白い花を咲かせ、それはそれはとても良い香りを放ち、ミカンより小さな実をつけます。
昔は果物のことを「果子・かし」と呼び、橘は果子の最上級品とされ、田道間守はお菓子の神様として崇敬されるようになりました。
また、田道間守が持ち帰った橘は各地に広がり、今では橘にまつわる神社や名所・お菓子が多くあります。
で、今回はこの田道間守さんのお話に沿って、垂仁天皇の御陵がある奈良を訪ねました!
この垂仁天皇と田道間守、橘の物語は、「古事記」「日本書紀」が伝えるものですが…
垂仁天皇に仕えた田道間守の想い。
今も垂仁天皇の御陵のそばにそっと寄り添う田道間守のお墓。
このストーリーを知って訪れた各所はとってもドラマティックに感じました。
そして!
この物語となつきの関係ですが…(;  ̄ェ ̄)
そう!
この “橘” をテーマにしたプロジェクトが立ち上がり、なんと歌劇★ビジューも参加することになりました!
その名も【橘街道プロジェクト】
このプロジェクトの「橘」と「田道間守」を題材にした物語「橘街道物語」を歌劇★ビジューが作らせていただくという〜★
♪ヾ(*⌒∇⌒)八(⌒∇⌒*)ツ♪
まだまだ、企画中ですのでどんな形になるのは未知ですが…♥
そして、この橘街道プロジェクトには様々な方々が賛同・参加されます。
この日は、奈良にあるお菓子屋さん・本家菊屋にもおじゃましました。
菊屋さんでは、既にこのプロジェクトの為に橘を使った新たなお菓子を作られていました!
もちろん、なつきも頂きました〜♥
ヽ(*^^*)ノまいう〜*
ドラマティックな「橘街道物語」
さてさて…
どうなりますやら〜
様々な方々と一緒に、どんな作品になるのかなぁ〜★
かなり楽しみですっ!!
皆さ〜ん!!
どうぞ、楽しみにお待ちくださいね!
d(*⌒▽⌒*)b
そして、この日は・・・
近畿経済産業局総務部長の中村稔氏による「橘街道プロジェクト」のお話をうかがいに関西・21世紀協会主催の「21cafe」にもおじゃましました。
なんと、なつきが乾杯のご挨拶をさせて頂くという大役っ!
( ̄Д ̄;;おっと。
僭越ながら・・・つとめさせていただきました。
( ̄∇ ̄;)
皆さま、様々なお話、ありがとうございました★
♪ε(*人ωu*)з♪
【序の序】橘街道プロジェクトA
【橘街道プロジェクト】の詳しくは・・・
経済産業省・近畿経済産業局のHP「橘街道プロジェクト」をご覧ください。